日語(yǔ)畢業(yè)論文:中國(guó)日語(yǔ)學(xué)習(xí)者的使役句偏誤探討

本文是一篇日本留學(xué)論文,本文通過(guò)對(duì)《日語(yǔ)學(xué)習(xí)者書面語(yǔ)語(yǔ)料庫(kù)》的調(diào)查和問(wèn)卷調(diào)查,了解到以下內(nèi)容。首先,從使役句的類型來(lái)看,“x有情物+y有情物”使役句的誤用最少。由于分布著很多由無(wú)情物的使役客體構(gòu)成的使役句的誤用,所以對(duì)于中國(guó)日語(yǔ)學(xué)習(xí)者來(lái)說(shuō),除了“x有情物+y有情物”以外的使役句很難學(xué)習(xí)。另外,從誤用的類型來(lái)看,作為整體,明顯存在很多“缺用”,“贅用”為數(shù)不多。
第1章序章
1.1研究の背景
1980年代半ばごろ、誤用研究は第二言語(yǔ)習(xí)得の分野及び外國(guó)語(yǔ)教育の領(lǐng)域において広く注目を浴びるようになってから、誤用に関する研究方法と研究意義が誤用に対する認(rèn)識(shí)や研究の內(nèi)容によって変わりつつある(史兆紅,2019:1)。従って、誤用研究は依然として、現(xiàn)在の外國(guó)語(yǔ)教育と外國(guó)語(yǔ)研究、第二言語(yǔ)習(xí)得研究の注目される分野であり、研究の課題もたくさん殘されている。例えば、日本語(yǔ)の誤用研究においては、自他動(dòng)詞文、受身文、てもらう文などに比べて、使役文の誤用研究はかなり足りない。とりわけ、中國(guó)語(yǔ)を母語(yǔ)とする日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者による使役文の誤用研究はまだ十分に行われていないと言える。それに、日本語(yǔ)教育現(xiàn)場(chǎng)では、學(xué)習(xí)者が作文を書く時(shí)に使役表現(xiàn)を回避する傾向が見(jiàn)られ、使うたびには誤用を引き起こしやすいことも事実である。よって、本論文では、日本語(yǔ)の使役文の誤用を研究課題とし、初級(jí)?中級(jí)?上級(jí)レベルの中國(guó)人日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者による使役文の誤用実態(tài)を考察し、誤用の原因を検討してみる。
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1.2先行研究とその問(wèn)題點(diǎn)
日本語(yǔ)の使役文についての研究は、研究の角度によってさまざまである。その中には、文法記述研究、日中対照研究、認(rèn)知理論、翻訳理論、第二言語(yǔ)習(xí)得研究などが挙げられる。本節(jié)では、第二言語(yǔ)習(xí)得の視點(diǎn)から、中國(guó)人日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者による日本語(yǔ)の使役文の習(xí)得、誤用に関する研究を概観し、先行研究の問(wèn)題點(diǎn)を述べる。
1.2.1先行研究の概観
第二言語(yǔ)習(xí)得の視點(diǎn)から日本語(yǔ)の使役文を論じた研究には、馮富栄(1994)、張麟聲(2001)、高橋恵利子?白川博之(2006)、王忻(2008)、望月圭子(2009)、市川保子(2010)、王辰寧(2016)、胡君平(2020)などがある。これらの研究は、研究の方法によって、二つに分類することができる。
1.2.1.1コーパスに基づいた先行研究
コーパスを利用して行われた研究は、張麟聲(2001)、王忻(2008)、望月圭子(2009)、市川保子(2010)、王辰寧(2016)である。張麟聲(2001)では、中國(guó)語(yǔ)を母語(yǔ)とする學(xué)習(xí)者は「受身」「~ように言った」「~ままにして」を使うべきところを間違えて使役を使ってしまうことに注目し、それらの誤用は中國(guó)語(yǔ)の使役の影響でそうなっているとされている。誤用の原因については、次のように述べられている。1)中國(guó)語(yǔ)においては動(dòng)作対象の意志を優(yōu)先させる事柄を受身の標(biāo)識(shí)である「被」ではなく、使役と受身両用の標(biāo)識(shí)である「讓」で表すため、日本語(yǔ)で表現(xiàn)するとき誤用を起こしやすい。2)「~ように言う」の代わりに使役文を過(guò)剰使用については、日本語(yǔ)の使役の意味を表すのに必ずしも「せる/させる」を使うとは限らず、「てもらう/ていただく」「~ように言う」といった表現(xiàn)を使う場(chǎng)合もある。3)「~ままにして」の代わりに使役文を過(guò)剰使用については、日本語(yǔ)の使役文は許可?放任の用法を持っており、同じ用法を持つ中國(guó)語(yǔ)の表現(xiàn)は「讓」構(gòu)文で表すが、日本語(yǔ)使役文は「放任」の意味を表すときに人に限ることに対し、「讓」構(gòu)文は物にも及んでいる。張(2001)の研究から、中日両言語(yǔ)の使役表現(xiàn)は対応しない部分が存在し、中國(guó)人學(xué)習(xí)者は中國(guó)語(yǔ)の「讓」イコール日本語(yǔ)の「せる/させる」と思い込む傾向が見(jiàn)られる。
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第2章日本語(yǔ)の使役文と誤用の分類
2.1日本語(yǔ)の使役文の分類
日本語(yǔ)の使役文に関する研究は、今まで様々な立場(chǎng)から多くの語(yǔ)學(xué)研究者によって行われてきた。概観してみると、日本語(yǔ)の使役文が「x(使役主體)がy(使役客體)に(を)~(zを)せる?させる」と規(guī)定し、使役文の分類を主として「構(gòu)文的分類」と「意味的分類」に分けられている。
2.1.1使役文の構(gòu)文的分類
使役文の構(gòu)文に関する代表的な研究としては、寺村秀夫(1982)、佐藤里美(1990)、森田良行(2002)が挙げられる。
寺村(1982)では、使役文が成立する文法的條件について、「使役態(tài)を作る動(dòng)詞の條件」と「語(yǔ)彙の構(gòu)造からくる條件」という二つの條件を満たすとしている。まず、使役態(tài)を作ることができない動(dòng)詞として、例文(1)~(3)のように、「いる」「ある」「なる」「できる」といった一部の所動(dòng)詞?狀態(tài)動(dòng)詞、「上がる」「開(kāi)く」のような一部の非意志動(dòng)詞が取り上げられている。(「*」が非用を表わす)
(1)助手に運(yùn)転ができる→*助手に運(yùn)転ができさせる?
(2)彼に中國(guó)語(yǔ)が話せる(こと)→彼を(に)中國(guó)語(yǔ)を話せさせる?
(3)物価が上がる→?物価を上がらせる。(寺村1982:291)
また、語(yǔ)彙構(gòu)造に関しては、「xガyヲ/ニ(zヲ/ニ)~サセル」のx(=使役主體)は有情物であるのがふつうで、非情物である場(chǎng)合は擬人法的な感じが強(qiáng)いと指摘されている。それに、y(=使役客體)のとる格助詞は「を」か「に」かという問(wèn)題に対しては、原動(dòng)詞の性質(zhì)とy(=使役客體)の性質(zhì)に関わり、つまり、「他動(dòng)詞か自動(dòng)詞か」と「yが有情物か非情物か」によって區(qū)別されると言われている。
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2.2日本語(yǔ)の使役誤用文の分類
日本語(yǔ)の誤用類型の分類に関しては、研究の內(nèi)容や考察の範(fàn)囲などによって異なっている。
表2では、これまでの使役文の誤用の分類を概要したが、日本語(yǔ)の誤用の分類について、最近、比較的詳細(xì)に分類したのは史兆紅(2019)があげられる。史(2019)では、受身文に焦點(diǎn)を當(dāng)てて誤用研究を行った。この研究は、中國(guó)人學(xué)習(xí)者を?qū)澫螭趣贰⑹苌砦膜握`用を「不使用」と「過(guò)剰使用」と二分類し、そして、二分類のもとでさらに分化し、「欠用」、「非用」、「贅用」、「謬用」と四種類に分けて、學(xué)習(xí)者コーパスにある誤用文を考察する。使役文を例として説明すれば、「欠用」は「せる?させる」の脫落形式で、「非用」は「せる?させる」が脫落した上に、動(dòng)詞の誤用も見(jiàn)られる形式である。「贅用」は「せる?させる」の付加形式で、「謬用」は「せる?させる」が付加した上に、動(dòng)詞の誤用も見(jiàn)られる形式である。本研究は、主として市川(2010)と史(2019)の分類を參考し、調(diào)査からみた學(xué)習(xí)者の誤用実態(tài)に基づき、使役の誤用文を「不使用」、「過(guò)剰使用」、「格助詞と活用形」と大まかに三つの分類にする。
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第3章學(xué)習(xí)者コーパスからみた使役文の誤用
3.1學(xué)習(xí)者コーパス調(diào)査の概要
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3.2學(xué)習(xí)者コーパス調(diào)査の結(jié)果
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第4章アンケート調(diào)査からみた使役文の誤用
4.1アンケート調(diào)査の概要
4.1.1調(diào)査の対象
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4.1.2調(diào)査の方法
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第5章誤用の原因と使役文習(xí)得への提言
5.1誤用の原因
先行研究で述べたように、中國(guó)人學(xué)習(xí)者が日本語(yǔ)の使役文についての誤用原因に関しては、多くの研究者は様々な視點(diǎn)から見(jiàn)解を述べている。
誤用研究をさかのぼってみると、richard(1974)は言語(yǔ)學(xué)の観點(diǎn)から、selinker(1972)は言語(yǔ)、教育、學(xué)習(xí)者の観點(diǎn)から、魯健驥(1994)は言語(yǔ)、學(xué)習(xí)者、文化、教師、教材などの観點(diǎn)から誤用の原因を検討した。また、先行研究で述べたように、使役文の誤用研究、馮富栄(1994)、張麟聲(2001)、望月圭子(2009)、胡君平(2020)は母語(yǔ)干渉の観點(diǎn)から、王忻(2008)と市川保子(2010)は日本語(yǔ)知識(shí)の不足から、王辰寧(2016)は使役構(gòu)文の特徴から、中國(guó)人學(xué)習(xí)者による使役文の誤用の原因を検討している。
本研究では、先行研究を踏まえて、調(diào)査の結(jié)果に基づきながら、日本語(yǔ)使役文の特徴、教科書における使役文の扱いと學(xué)習(xí)者へのインタビューを取り合わせて、使役文の構(gòu)文の複雑さと意味の多様性、教科書における使役文の扱い方、學(xué)習(xí)者の認(rèn)識(shí)という角度から、中國(guó)人日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者は日本語(yǔ)使役文の誤用が生じる原因を捉える。
5.1.1日本語(yǔ)の使役文の複雑さ
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5.1.2教科書における使役文の扱い方
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第6章終章
6.1まとめ
本稿では、『日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者書き言葉コーパス』とアンケート調(diào)査を利用し、中國(guó)人日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者による使役文の誤用実態(tài)を考察し、そして、誤用の原因を検討してから使役文の習(xí)得について提言した。結(jié)果は次のようにまとめられる。
『日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者書き言葉コーパス』の調(diào)査とアンケート調(diào)査を通じて次のことが分かった。まず、使役文の類型からみると、「x有情物+y有情物」使役文の誤用がもっとも少ない。非情物の使役客體からなる使役文の誤用が多く分布していることから、中國(guó)人日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者にとって「x有情物+y有情物」以外の使役文が習(xí)得しにくいということが明らかになった。また、誤用の類型からみると、全體として、「欠用」が明らかに多く存在し、「贅用」が數(shù)少ない。
また、調(diào)査分析の結(jié)果とインタビューの結(jié)果に基づいて、日本語(yǔ)使役文の構(gòu)文上の複雑性と意味用法の多様性、教科書における使役文の扱い方、それと學(xué)習(xí)者の認(rèn)識(shí)不足などが誤用の原因として捉えられる。
誤用の原因を踏まえて、次のように提言する。まず、教科書の編集については、文法記述で使役文の類型のすべてを説明すること、使役文の各類型に関わる練習(xí)問(wèn)題を設(shè)けることが必要になる。そして、教師としては、使役文の類型のすべてを指導(dǎo)すること、練習(xí)問(wèn)題の形式と內(nèi)容を拡充することが重要である。また、學(xué)習(xí)者としては、関連知識(shí)フレームワークを構(gòu)築こと、誤用しやすいところに工夫すること、資料を活用することが大切である。
參考文獻(xiàn)(略)
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