原型理論視角下日語(yǔ)移動(dòng)動(dòng)詞的語(yǔ)義擴(kuò)展機(jī)制探討
原型理論視角下日語(yǔ)移動(dòng)動(dòng)詞的語(yǔ)義擴(kuò)展機(jī)制探討——以“おちる”為例
1はじめに
1.1研究背景
國(guó)立國(guó)語(yǔ)研究所の発表した『現(xiàn)代雑誌九十種の用語(yǔ)用字第3分冊(cè):分析』は、「全體についての使用率で最上位10語(yǔ)はすべて多義語(yǔ)であった」1[4]と指摘した。そして、同所の共同研究プロジェクトの成果『基本動(dòng)詞ハンドブック』2最新版に収められた179の見出し語(yǔ)が全部多義動(dòng)詞である。さらに、瀬戸は多義語(yǔ)について、「使用頻度が高い語(yǔ)であればあるほど、その語(yǔ)の多義の度合いは高くなるといえる」3[12]と述べた。つまり、多義語(yǔ)はコミュニケーションにおいて広く使用され、語(yǔ)彙體系の中で重要な位置を占める。
日語(yǔ)留學(xué)論文怎么寫
語(yǔ)の中心的な意味が多義化して複數(shù)の意味を持つようになるという現(xiàn)象は日本語(yǔ)だけでなく、世界中の言語(yǔ)に広く見られる。これまでの研究では、語(yǔ)が多義化する理由は人間の記憶の制限や言葉の経済性だと認(rèn)められる。確かに、一つの語(yǔ)に複數(shù)の意味を持たせる方は、覚えなければならない言葉の數(shù)が膨大になるのを防ぐことができ、記憶の負(fù)擔(dān)を軽減するのにも役立つ。一方、言語(yǔ)學(xué)習(xí)者にとって、多義語(yǔ)の全體の意味を身につけるのが難しい問題となる。日本語(yǔ)の習(xí)得研究に関する論文によると、日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者は派生義の意味理解や使用が不十分である4。鷲見はkyコーパス5を用いて中國(guó)語(yǔ)を母語(yǔ)とする日本語(yǔ)學(xué)習(xí)者の和語(yǔ)動(dòng)詞の使用を分析した。その結(jié)果の一つは、「かかる」は初級(jí)から超級(jí)まで全てのレベルで同じ一つの意味項(xiàng)でのみ使用される6。つまり、基本動(dòng)詞としての多義語(yǔ)であっても派生義については多くの場(chǎng)合は、理解語(yǔ)にとどまり、使用語(yǔ)までに至らない。
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1.2研究対象と研究方法
辭書を引くと、「おちる」という見出し語(yǔ)に対応する漢字表記が「落ちる」、「墜ちる」と「墮ちる」三つある。本論文は辭書の編纂に則り、三つの漢字表記を同一の多義語(yǔ)とみなす。日本語(yǔ)において、多義語(yǔ)と同音異義語(yǔ)とは、本質(zhì)的に連続していて、はっきりとした境界線がないという曖昧性を持っている。例えば、「つける」の漢字表記は「付ける」、「浸ける」、「漬ける」などあり、いずれも「接觸」という意味を含むので、多義語(yǔ)と見なされる。それに対して、「あける」に対応する漢字表記である「空ける」「明ける」「飽ける」などは、共通した意味が弱いので、それらを多義語(yǔ)か同音異義語(yǔ)かとみなすのはまだ意見が食い違っている。「落ちる」、「墜ちる」と「墮ちる」は、「上方から下方への位置変化」の意味が共通するので、多義語(yǔ)として扱うのは理屈に合っていると思われる。
本論文で「おちる」を取り上げてその意味拡張のメカニズムを研究するのは、主に二つの理由がある。まず、「おちる」は日本語(yǔ)語(yǔ)彙體系において基礎(chǔ)語(yǔ)彙に屬し、日常生活において數(shù)多く使用されている。「おちる」は『基本動(dòng)詞ハンドブック』に収められた179の見出し語(yǔ)の一つである。松下の作成した『日本語(yǔ)を読むための語(yǔ)彙データベース』7は全語(yǔ)種を含める異なり語(yǔ)數(shù)141950語(yǔ)を?qū)澫螭恕⒄Z(yǔ)の頻度順位や重要度を調(diào)査したものである。「おちる」は一般語(yǔ)彙ランクが793で、それに「一般用」「初級(jí)學(xué)習(xí)者用」など5つの下位データベースにも収録された。もう一つの理由は、「おちる」自體は移動(dòng)動(dòng)詞で、空間における位置変化、方向指向を表すという性質(zhì)を持つ。その意味は大きく物體が移動(dòng)する意味と抽象的な意味に分けることができる。プロトタイプ理論は現(xiàn)代のカテゴリー理論であって、言語(yǔ)學(xué)と結(jié)合されると、多義現(xiàn)象をよく説明する。プロトタイプとは、一つのカテゴリーにおける典型的な代表例を指す。多義語(yǔ)を一つカテゴリーを見なすと、中心義はプロトタイプとなる。大雑把にいうと、移動(dòng)意味はプロトタイプで、抽象意味は非プロトタイプである。なぜなら、認(rèn)知意味論の観點(diǎn)では、人間が世界を認(rèn)識(shí)する一つのアプローチは、空間概念に基づくイメージ?スキーマを抽象領(lǐng)域へ寫像するということになるからである。
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2先行研究
2.1日本における日本語(yǔ)の移動(dòng)動(dòng)詞の意味研究
日本語(yǔ)の移動(dòng)動(dòng)詞に関する研究は大きく構(gòu)文分析と意味分析に分けられる。研究の數(shù)から見ると、格支配を始めとする構(gòu)文特徴による分析は意味分析より多いが、移動(dòng)動(dòng)詞が備わる移動(dòng)という意味特徴と、位置変化から狀態(tài)変化への意味拡張なども學(xué)者たちが熱心に取り組む問題點(diǎn)になる。移動(dòng)動(dòng)詞の意味分析においては、また1)意味特徴26、成分分析による研究、2)認(rèn)知的観點(diǎn)による分析この二つの方面に分けることができる。
2.1.1意味特徴に関する研究
これらの研究は主として移動(dòng)動(dòng)詞の意味を正確かつ完全に記述する、或いは意味特徴によって移動(dòng)動(dòng)詞の下位分類をするという二つの方面に注目している。
「おちる」の意味記述に関する研究は、「おちる」を単獨(dú)的に取り上げて分析するのではなく、多くの場(chǎng)合は數(shù)多くの対象の一つとして並べられる。柴田他は『ことばの意味1辭書に書いていない』に、「おちる」の特徴を「物體の重力による移動(dòng)」「非意志的」「到達(dá)點(diǎn)に焦點(diǎn)」「移動(dòng)が直線で急速」27[6]と述べた。また、長(zhǎng)嶋善郎は『日本語(yǔ)の「上下移動(dòng)動(dòng)詞」の意味について』において、柴田他の記述を修正した。長(zhǎng)嶋は、「おちる」の移動(dòng)主體として「人」「具體物」「程度」を挙げるが、主體が「人」の場(chǎng)合は「非意図的」としている。それに、「基點(diǎn)を離れる」「極點(diǎn)としての到達(dá)點(diǎn)に焦點(diǎn)」という意味特徴も加えた28。森田良行は『基礎(chǔ)日本語(yǔ)1-意味と使い方』にも「おちる」の意味記述を扱ったが、前述と大きく異なった。森田は「3つの段階「離脫-移動(dòng)-到達(dá)」のどこを強(qiáng)調(diào)するかで「落ちる」に種々の意味が出てくる」29[25]と述べた。すなわち、「おちる」という移動(dòng)は、移動(dòng)過程の「起點(diǎn)」「移動(dòng)」「著點(diǎn)」それぞれに焦點(diǎn)が違うと、意味のずれが生じてくる。
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2.2中國(guó)における日本語(yǔ)の移動(dòng)動(dòng)詞の意味研究
國(guó)內(nèi)では、日本語(yǔ)の移動(dòng)動(dòng)詞は主に構(gòu)文、意味、習(xí)得と翻訳四つの面から展開されている。筆者がcnkiから収集した日本語(yǔ)の移動(dòng)動(dòng)詞の意味研究に関する論文は81本で、最も早いのは鈴木裕文の《日語(yǔ)“v出す”和漢語(yǔ)“v出”的差異》である37。國(guó)內(nèi)では日本語(yǔ)の移動(dòng)動(dòng)詞の意味研究は遅れていると思われる。概ね2009年から、この研究分野に取り組む學(xué)者が目に見えて多くなった。資料を整理してみると、身體の語(yǔ)と感覚の語(yǔ)についての多義研究より、國(guó)內(nèi)の學(xué)者は移動(dòng)動(dòng)詞の多義研究に対してそんなに関心を持っていないことが分かった。そして、移動(dòng)動(dòng)詞を移動(dòng)という特性を特に取り上げることなく、普通の多義動(dòng)詞として研究を進(jìn)める傾向も見せる。理論の面では、歐米と日本の認(rèn)知言語(yǔ)學(xué)という分野の最前線の理論を參考することが多い。國(guó)內(nèi)學(xué)界において日本語(yǔ)の移動(dòng)動(dòng)詞の意味研究は、対象の數(shù)と性質(zhì)によって次のように整理できる。
2.2.1単一の移動(dòng)動(dòng)詞の意味研究
宋欣は《意象圖式理論對(duì)日語(yǔ)多義動(dòng)詞的釋義作用——以移動(dòng)動(dòng)詞“流れる”為例》で、「流れる」のスキーマが話し手の関心ところの変わりによって変わり、新しい意味が生じてくると論述した。また、空間領(lǐng)域におけるイメージ?スキーマの変形と時(shí)間、抽象領(lǐng)域への投射も「流れる」の多義化するルートであると論じた。楊暁敏は《核心圖式理論下日語(yǔ)復(fù)合動(dòng)詞后項(xiàng)“~上げる”多義性再考》の中に、コアスキーマ理論に基づいて「上げる」の意味項(xiàng)間の関連を説明した後、複合動(dòng)詞の後項(xiàng)としての「~上げる」と本動(dòng)詞「上げる」との意味関連も述べた。最後に「~上げる」が前項(xiàng)動(dòng)詞の意味に制約されて意味が多義化するという結(jié)論を出した。その他、楊も《認(rèn)知語(yǔ)義學(xué)視角下的日語(yǔ)復(fù)合動(dòng)詞研究》という本を出版し、その第7章で、スキーマとメタファー理論を用い、「~出す」「~上げる」のような複合動(dòng)詞の後項(xiàng)の多義性を研究した。類似した成果は陳莉の『認(rèn)知意味論から見た多義動(dòng)詞「あげる」』、陳亜萍の『移動(dòng)動(dòng)詞「出る」の多義構(gòu)造分析―認(rèn)知意味論的観點(diǎn)から』などがある。
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3「おちる」の意味に関するまとめと調(diào)査
3.1辭書による「おちる」の意味記述
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3.2コーパスによる「おちる」の意味調(diào)査
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4「おちる」の意味拡張のメカニズム
4.1「おちる」の中心義とイメージ?スキーマ
第三章で述べたように、「おちる」の中心義は人?ものが高い所から低い所へ移動(dòng)するということである。
「人?もの」は移動(dòng)対象である。「高い所から低い所へ」は三次元の移動(dòng)経路である。上下方向という特定の経路が移動(dòng)空間を特徴づけている。「移動(dòng)する」は移動(dòng)という動(dòng)きを指す。つまり、「おちる」の中心義には移動(dòng)対象、移動(dòng)経路、動(dòng)きこの三つの構(gòu)成要素が含まれる。これから、コーパスにおける中心義(1)及び(1)a-(1)dの用例48を見ながら、それらの対象、経路、動(dòng)きを分析したうえで、中心義(1)と(1)a-(1)dとの関係、中心義のイメージ?スキーマを明らかにする。
例1上を向いたヘイスティングズの顔の上に棚につもったちりが落ちる。
例2國(guó)中に核爆弾が落ちた。ここでいったい何人死んだかわからないが、すくなくとも、われわれは生きている。
例3「日本の飛行機(jī)がコロンボ上空で爆発した。病院の上に落ちた」と。
例4その夜、飲み殘しのビールを頂戴した吾輩は酔っぱらって庭の水瓶に落ちてしまう。
例5四人目を、階段の下に蹴り落としたのはおれであった。階段の下まで、男はいっきに落ちて仰向けになった。その時(shí)には、まだ男は動(dòng)いていた。
4.2「おちる」の派生義と意味拡張
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日本留學(xué)論文參考
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5おわりにほ
とんどの日本語(yǔ)の移動(dòng)動(dòng)詞は日本語(yǔ)の語(yǔ)彙體系における基礎(chǔ)語(yǔ)彙であると同時(shí)に、多義語(yǔ)でもある。中級(jí)?高級(jí)の學(xué)習(xí)者にとっては移動(dòng)動(dòng)詞の意味を完全に習(xí)得することが難しい。本論文はこの現(xiàn)実的な教育問題を研究の出発點(diǎn)として、先行研究でそんなに重要視されていない下降移動(dòng)動(dòng)詞の一つ「おちる」を取り上げ、プロトタイプ理論のもとに「おちる」の多義構(gòu)造を考察した。
本論文はコーパスの調(diào)査によって、使用の普遍性があるが、辭書に意味項(xiàng)として明記されていない五つの意味を付加した。それぞれは、「地形に段差がある」「身體の一部が下へ移動(dòng)する」「照明、動(dòng)力源が切斷し、弱化する」「実體のない抽象的なものが降りてくる」「聲音が伝播する」である。そして、「おちる」の派生義のイメージ?スキーマの変換と拡張の動(dòng)機(jī)づけを一つ一つ分析した上で、4.3の意味ネットワークを構(gòu)築した。各意味項(xiàng)の詳しい展開と意味項(xiàng)らの部分的な関連は既に第4章で説明され、ここで繰り返さない。
また、本研究で次のような発見がある。
第一、意味項(xiàng)判別の統(tǒng)計(jì)結(jié)果から見ると、プロトタイプ的意味は使用頻度が全體の49.75%にも達(dá)し、プロトタイプ的意味の空間的な體験が人間の経験に深く影響していることが明かになった。派生義の中、使用頻度が5%以上の意味項(xiàng)は(4)a、(5)a、(5)b、(12)この四つのものである。(4)aはメトニミーによって、(12)はメタファーによって拡張された。(5)aと(5)bは上下の概念メタファーに根ざしたものである。
第二、イメージ?スキーマの視角から言うと、「おちる」のイメージ?スキーマは広く認(rèn)められた上下、経路のスキーマの特徴を備えるだけでなく、意味項(xiàng)(9)a、(9)d、(12)で容器のスキーマの特徴も備える。
第三、比喩の視點(diǎn)から言うと、「おちる」のプロトタイプ的意味は空間域の意味への展開はメトニミーによって、抽象域、知覚域の意味への展開はメタファーによってからなることが多い。「おちる」は移動(dòng)動(dòng)詞というカテゴリーの一メンバーとして、位置変化の意味から狀態(tài)変化の意味へという広がりも見せる。
參考文獻(xiàn)(略)
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